漫画や映画などでよく耳にする「運命の人」。
出会った瞬間にこの人と付き合う、結婚する!と直感で分かることなんて、あるのでしょうか。
しかもその感覚が自分だけでなく、相手にもないと、二人の関係は上手くいきません。
そんな出会いは物語の中だけ、そう思うかもしれませんが、実は運命の出会いというものは、誰にでも訪れる可能性があります。
そんな出会いに気づくためにはどうすればいいのか?
大切なポイントをご紹介します。
第一印象と直感を大切に
第一印象で相手のこと全てを知ることはできないし、この人はこんな人だと決めつけてしまうのも良くありません。
しかしそれでも、あなたが相手に抱いた第一印象には、様々な可能性が含まれているのです。
人の魂は何度も生まれ変わりを繰り返し、心と共に肉体に宿ります。
この考えを輪廻転生とも呼びますが、普段日常で関わっている人々は、多くが過去世でつながりがあったとも言われているのです。
初対面なののにどこか懐かしさを感じたり、親しみやすさを感じたりするのは、過去世でも出会い、縁を結んでいた可能性があります。
運命の相手というものは、理屈ではなかなか説明できない存在。
初めて会った時の第一印象と、相手に抱く感情を、大切にしてみてください。
また、表面上では分からない共通点を見つけたり、一緒に過ごす時間が増えていくにつれて「この人と自分はどこか似ているな」と感じることがあります。
いわゆる似た者同士、気質が同じであるということは、それだけ魂の波長やシンクロ率が高いということ。
あなたにとって運命の人である可能性は高まります。
偶然の積み重ねが運命になる
会いたいなと思っていたら、偶然会える、こんな出来事が続く相手は、無意識レベルでつながっている運命の人である可能性が高いでしょう。
目には見えない深いつながりを持っているから、会いたいと思えば会えるのです。
今ではコミュニケーションの必須ツールとなっている電話やメール、SNSなどを介さずとも、自然に引き寄せられるのが運命の人。
言葉を交わさずとも、以心伝心のような状態になることも良くあります。
魂は過去世の歴史を知っているので
「来世こそ一緒になろう」
「生まれ変わってもまた一緒になろう」
と約束していた魂同士が惹かれ合うのはごく自然な流れともいえます。
また、運命の人との間に起きやすいのが「過去のニアミス」
その当時は出会ってはいないけど、同じところに住んでいた、同じ学校に通っていたといった共通点は、偶然ではなく必然と言えます。
人と人とのつながりはとても不思議なもので、隣に住んでいても一生会わない人もいれば、地球の裏側で生まれても出会う人もいます。
接点がありそうでなかったというのは、出会いの道は出来上がっていたものの、期がまだ熟していなかった、準備期間があったと捉えると良いでしょう。
良い運命と悪い運命を見極める
運命の出会いにも、良いものと悪いものがあります。
例えば、付き合う相手にはいつも浮気されてしまう、大嫌いなはずの父親に似た相手を選んでしまうなど…
こういった例は、悪い運命に惹かれてしまっていると言えます。
それをしっかり認識した上で、冷静に状況を判断できるようになれば、同じ過ちを繰り返すことはなくなります。
運命を切り開くのは、他でもないあなた自身ということを、覚えておいてください。
運命の出会いは偶然ではなく必然であるということが、お分かりいただけたでしょうか。
周りで起きる不思議なことを全てただの偶然と片付けるのではなく、感覚を研ぎ澄まして見てみることで、新しい発見や喜びが生まれることになります。
運命の出会いなんてあるわけない…そんな風に思うのではなく、本物の運命の出会いを見逃さないように、周囲の変化や人との出会いに敏感でいるようにしましょう。