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2017/10/25 08:55

ハロウィンの本当の起源と由来とは?仮装やかぼちゃの意味も解説!

  
ハロウィンの本当の起源と由来とは?仮装やかぼちゃの意味も解説!

日本でこの数年の内に確実に定着した海外イベントといえば、 ハロウィン。
10月31日の夜は、子どもから大人まで、いろいろな仮装をした人々で街が賑わいます。

近年のブームは「ハロウィン=仮装」、好きな格好をしてみんなで楽しく騒げれば良し!という側面が強いので、その本来の意味を知っている人はあまりいないのではないでしょうか。

今回は改めて、ハロウィンの起源に迫ってみようと思います。

ヨーロッパのお盆=ハロウィン?

ハロウィンの起源は、2000年以上前にさかのぼります。
カトリックでは11月1日を諸聖人の日、全ての殉教者を記念する日としています。
この日は死者の霊が親族を訪れる日とされ、万聖節(All Saints’ Day)と呼ばれています。

その前夜祭にあたるのが10月31日のハロウィンで、ヨーロッパでは万聖節を祝う前夜祭として広まっていました。

しかし、さらにその起源をさかのぼると、カトリックの行事よりも前、ある部族の民族行事にたどり着きます。

その民族とは、紀元前、西ヨーロッパに広く分布していた「ケルト民族」。
ケルト民族の一部が信仰していたドゥルイド教という宗教の中の行事「サウィン祭」が、ハロウィンの本当の起源だと考えられているのです。

サウィン祭は、古代ケルトで秋の収穫を祝い、悪霊を追い払うお祭りで、ケルト人は10月31日を1年の節目として考えていました。

そしてこの日は日本のお盆のように、死者の霊が家族を訪ねると信じられており、新年と冬を迎える行事とともに、死者を祭るという目的も兼ね備えていた、というわけです。

ただケルト人は、祖先の霊と一緒に精霊や悪霊も現れるとも信じていました。
悪霊は子どもをさらったり、作物に害を与えたりするので、そういった存在を追い払うために、たき火を炊き、仮面をかぶり、悪霊を驚かそうとしたのです。

これが、ハロウィンの日に仮装をするという風習の元になったのでしょう。

ちょっと不気味なかぼちゃの意味は…?

ちょっと不気味なかぼちゃの意味は…?

仮装と共にハロウィンのイメージとして広く知られるのが、少し不気味な人の顔に見えるようにくりぬいたかぼちゃ。
これもケルト人のサウィン祭で使われていたのかというと、実は違います。

野菜を顔に見立てて、目と鼻、口を作るというのは、悪霊を追い払うことを目的にしているので、元々の風習としてありました。
しかし最初はかぼちゃではなく、カブを使用していたそうです。

カブからかぼちゃに変わったのは、ヨーロッパからアメリカに人々が移住していった頃。
アメリカではカブよりもかぼちゃが多く収穫されていたため、自然な流れで変化していったのでしょう。

スコットランドでは現在も、かぼちゃではなくカブが使われています。
日本では、アメリカ式のかぼちゃを使う方法が広まっているというわけです。

また、かぼちゃ(カブ)を顔に見えるようにくり抜き、火を灯す文化がここまで広まったのは、ジャック・オ・ランタンの伝説が由来になっているとも言われています。

【ジャック・オ・ランタン】

昔、ジャックという酒好きでろくでなしの男がいました。

あるハロウィンの夜、ジャックは、魂を取りに来た悪魔に遭遇しますが、うまく騙して、10年間はジャックの魂を取らないことを約束させ、追い払います。

10年後、再びジャックの前に悪魔が現れますが、またしてもうまく騙し、ジャックの魂を永遠に取らないと約束させて、追い払います。

やがてジャックは寿命を迎えてこの世を去りますが、生きている間の行いが悪かったので、天国には行けず、地獄に向かうことになりました。

そこには例の悪魔がいて「ジャックの魂を取らないと約束しているから」という理由で、地獄にも入れてくれませんでした。

天国にも地獄にも行けなくなったジャックは、落ちていたカブをくりぬいた中に、悪魔に頼んでもらった火を入れて灯し、永遠にさまよい歩くことになりました。

トリックオアトリート!

アメリカでは先述のようにカブがかぼちゃに変化し、広まっていったというわけですね。

そして、小さな子供たちがお化けの格好をして近所の家々を練り歩き「トリックオアトリート!」と言ってお菓子をもらう…といった有名な風習も、アメリカに伝わった際に改変されて出来上がったものです。

日本でも毎年様々なイベントが行われるようになったハロウィン。
起源や由来を知れば、さらに楽しめるような気がしますよね。
知らない人にはぜひ由来を教えてあげながら、今年のハロウィンを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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