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2017/04/10 13:30

ドラマ「逃げ恥」の名言から学ぶ「女性としての幸せな生き方」とは

  
ドラマ「逃げ恥」の名言から学ぶ「女性としての幸せな生き方」とは

2016年大ヒットしたドラマとして記憶に新しい「逃げるは恥だが役に立つ」、通称「逃げ恥」
主演の新垣結衣(役名:森山みくり)と星野源(役名:津崎平匡)の微笑ましいやりとり、ムズキュンシーンが話題を集めましたが、このドラマの魅力はそれだけではありません。
ドラマの軸にある基本テーマは「契約結婚」
「専業主婦」をひとつの職業とみなし、平匡は雇用主、みくりは従業員という関係で、話が進んでいきます。その中で出てくる、みくりを始めとした登場人物たちの生き方や考え方が、多くの共感を呼び、ドラマの魅力を際立たせました。
今回は、そんな「逃げ恥」で生まれた名言から、女性としての生き方や、幸せとは何かを探っていきましょう。

女性が働くということ

「誰かに選んで欲しい。ここに居ていいんだって認めて欲しい。それは贅沢なんだろうか。
みんな誰かに必要とされたくて、でも上手くいかなくて、いろんな気持ちをちょっとずつ諦めて、泣きたい気持ちを笑い飛ばして、そうやって生きているのかもしれない」
(森山みくり)

これまで派遣社員でしか働いたことがないみくり。希望する職種の会社を受けても通らず、虚しさの中でのセリフが多くの共感を呼びました。
自分の存在を認められたいという気持ちは決して贅沢ではなく、誰しもが望むことなのですが、なかなか満足する状態になるというのも難しいのかもしれません。
ばりばり働くキャリアウーマンも、専業主婦で子育てに頑張る女性も、自分を認めてくれて落ち着ける場所があれば、それは大きな安心となるのでしょう。
仕事だけでなく、恋愛や家庭にも当てはまる、心に響く言葉です。


「人の善意につけ込んで労働力をタダで使おうとする。それは搾取です。
例えば友達だから、勉強になるから、これもあなたのためだから、などと言って正当な賃金を払わない。
このような【やりがい搾取】を見過ごしてはなりません」
(森山みくり)

親友の実家(八百屋)がある商店街を活性化させるイベントの手伝いを、無償(ボランティア)でやらされそうになった時に、みくりがはっきり物申したシーン。
昨今の社会問題に切り込んだみくりの言葉に、多くの賛同の声があがりました。
企業側(雇い主)が仕事に対するやりがいを報酬として置き換え、労働者を安い賃金で働かせる。
日本ではがむしゃらに頑張ることを良しとする精神論が根付いている会社も多く、特に女性の場合、その他のハラスメントも含め気づいたら【やりがい搾取】の状態に陥っていた、ということも少なくありません。
「自己成長」や「やりがい」はとても大事なことですが、自身の労働に今の対価は見合っているのか、冷静に判断する力を持ちましょう。


「例えば私みたいなアラフィフの独身女だって、社会には必要で誰かに勇気を与えることができる。今一人でいる子や一人で生きるのが怖いって若い女の子達に、ほらあの人がいるじゃない、結構楽しそうよって思えたら、少しは安心できるでしょ。だから私はかっこよく生きなきゃって思うのよ」
(土屋百合)

みくりの伯母で49歳独身のキャリアウーマン、百合ちゃんのセリフ。
人生をどう生きていくかは個々の自由であるはずなのに、女性ばかり結婚や出産など、選択しなければいけないことが多すぎる。
その度に周囲から何か言われたりもして…。たとえどんな道を選んだとしても、こんな風に思える生き方ができたらとても幸せなことではないでしょうか。

女性が恋をして結婚するということ

「なんだかんだ言っていいわよね。お互いにただ一人の相手がいるって。誰からも選ばれない人生より素敵じゃない」
(土屋百合)

49歳まで独身で過ごしてきた百合ちゃんのセリフだからこそ、重みを感じます。
上手くいかずに離婚してしまう夫婦も多いとはいえ、一度は「相手と一生を添い遂げる」とお互いが覚悟して、結婚に至るわけです。
そう考えると結婚は、奇跡とも呼べる出来事なのかもしれません。


「うまくいかないとき待っていてくれる人、信じてくれる人、見失っちゃいけない。立て直そう一つ一つ」
(森山みくり)

平匡との生活が上手くいかなくなり、一度は全てをあきらめようとしたみくり。しかし平匡の温かな優しさに触れて、もう一度やり直す決心をします。
仕事や子育てなど、忙しさで心の余裕をなくしてしまうことで、当たり前の幸せを感じられなくなっていませんか?
そんな時は改めて、自分の周りにいる大切な人の存在を感じて、感謝の気持ちを伝えてみましょう。


「運命の相手ってよく言うけど、私そんなのいないと思うのよ。
運命の相手にするの。意思がなきゃ続かないのは、仕事も家庭も同じじゃないかな」
(森山桜)

みくりの母である桜が、父親とのこれまでを振り返るシーン。結婚、出産、子育てを経験をしてきた一人の女性としての言葉に、共感したり気づかされたりする女性が多くいました。
お互いの努力が成り立って「愛している」と言えるし、他人なんだから無償の愛は注げない—現実的で夢がないようにも聞こえますが、長い結婚生活を送っていくにあたってとても大切な心がけではないでしょうか。

女性としての生き方

「私が虚しさを感じることがあるとすれば、あなたと同じように感じている女性がこの国にはたくさんいるということ。
今あなたが価値が無いと切り捨てたものは、この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ。自分がバカにしていたものに自分がなる。それって辛いんじゃないかな。
私達の周りにはね、たくさんの呪いがあるの。あなたが感じているのもその一つ。
自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」
(土屋百合)

「アンチエイジングにお金を出す女はいるけど、老いにすすんで金を出す女はいない」と、自分の若さを武器に敵意を向けてくる女の子に、優しく諭すシーン。
百合ちゃんの年齢と境遇だからこそ説得力と深みが増す、魔法の言葉です。
若さは正義という考えが定着している世の中ですが、年を重ねるごとに増していく魅力や美しさもあるもの。
固定観念にはまらず、自由に生きていくことができたら幸せなことですね。


「私達を縛る全てのものから、目に見えない小さな痛みから、いつの日か解き放たれて、時に泣いても笑っていけますように」
(森山みくり)

百合ちゃんの言葉を受けて返すような、みくりの言葉。契約結婚という関係を通して成長したみくりは、自分の性格を否定していたことを止めて、ありのままの自分を受け入れます。それは平匡の言葉があってこそだったのですが、平匡もまた、みくりの存在に助けられ、支えられていることを実感します。
何が起こるのか分からないのが人生ですが、いい日も悪い日も両方あって良い。
肩の力を抜いて、大切な人と一緒に歩んでいければ、それはとても幸せなことなのです。


「逃げるは恥だが役に立つ」、ただのラブコメディと思って見ると、深いセリフの数々にドキッとしてしまいます。
ドラマの中にはみくりを始めとして、それぞれ置かれている環境や性格が全く違ういろんなタイプの女性が出てくるため、これほど多くの反響を呼んだのでしょう。
今が生き辛いと感じている女性のみなさん、「逃げ恥」を見ればきっと、心が軽くなりますよ。

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