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2017/09/14 09:35

都市の繁栄には欠かせない!風水から見る街づくり

  
都市の繁栄には欠かせない!風水から見る街づくり

風水は元々中国で生まれたものですが、その考え方は奈良・飛鳥時代に日本に渡ってきて以降、日本の人々も身近なものとして受け入れ、生活に活かしてきました。

その代表的な例として挙げられるのが「都市計画」、街づくりです。
京都の街が風水の考えに基づいて形成されていることを、何となくでも聞いたことある人は多いのではないでしょうか。

今回は、風水と街づくりについて、その歴史と特徴を紐解いていきます。

 街づくりにおける風水の基本要素

龍、穴、砂、水。
街づくりをする上で、大切なポイントはこれら4つ。
それぞれどんな要素を持つのか、順に解説していきましょう。

1.
山脈のことを指します。
山脈のうねりは大地のエネルギーであり、都市の近くには山脈があると良いとされています。

2.
大地のエネルギーが集まる場所を指します。
素晴らしい龍の行きつく先は素晴らしい穴(龍穴)があると考えられており、現代でいうところのパワースポット的役割を果たします。

3.
龍穴の周辺にある丘やなだらかな山、建物を指します。
龍穴には強いエネルギーが宿りますが、風が吹くとその力が散らばって吹き飛んでしまうと考えられていました。
そのため、龍穴を囲み、風が吹き込むのを防ぐ役目をするのが砂なのです。

4.
龍穴の近くの川や池、湖や海を指します。
生きていく上で欠かせない水は、都市が栄えるためにも必須の要素なのです。
日本の街づくりは、これらの要素を基本に、少し形を変えて活かされることになりました。

日本では、風水上最高の運気を呼ぶ土地を「四神相応」と言います。
この四神とは、東西南北の方位を守っているとされる青龍・朱雀・白虎・玄武という想像上の守護神。ゲームなどで出てきたりするので、知名度は高いと言えますね。

四神がそろった場所が吉とされており、その条件とは以下の通り。

・東に河川がある(青龍がいる)

・南に平地がある(朱雀がいる)

・西に道路がある(白虎がいる)

・北に山がある(玄武がいる)

これら全てを満たして初めて、風水上「吉」と判断できる土地となるのです。

 古都、京都の街づくり

古都、京都の街づくり

では京都の街はどうなのかというと…良く耳にするように、これらの条件を全て満たしています。
以下の場所が、それぞれの役割を果たしていると言われています。

・東に河川(青龍)= 鴨川

・南に平地(朱雀)=巨椋池 (おぐらいけ:今は埋め立てられて存在しない)

・西に道路(白虎)= 山陽道・山陰道

・北に山(玄武)= 船岡山・鞍馬山

京都盆地は、北にそびえる船岡山・鞍馬山、東に鴨川、南に巨椋池、西に山陽道・山陰道などがそろった、まさに理想の地相であったのです。

また、「四神相応」に基づいて都市が造られたことにちなみ、今では「五社めぐり」と呼ばれる、5つの神社で御朱印を集めるご利益めぐりが有名です。

桓武天皇を祀る「平安神宮」を中心に、東の「八坂神社」、西の「松尾大社」、南の「城南宮」、北の「上賀茂神社」と、東西南北に位置する平安京ゆかりの神社。
参拝する順番などは特に決まっていないので、興味がある方はぜひ訪れてみると良いでしょう。

古都、京都の街づくり

古くから、街づくりに密接に結びついてきた風水。

自然の地形をそのままに利用した上で、風水上「吉」とされる街を形成できた京都の街だからこそ、長い間栄え続け、情緒あふれる街へと発展していったのでしょう。

自分の住んでいる街も、風水の基本知識を踏まえた上で見てみると、新しい発見があるかもしれませんね。

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